音楽仲間

日が過ぎるのも早く、9月も今日で最終日。

すっかり風当たりも心地良くなり、金木犀の香りと共に秋が深まっていくのが感じられますね🍁

最近は音楽の仕事も徐々にですが増えてきて、色んな方と出会い & 再会の日々がたまらなく楽しい。

大学を卒業してからは、長い期間コロナ禍で活動が思うようにいかない事も多かったのですが、その反動か、今は音楽を仕事にできる幸せ、人と会える嬉しさをより濃く感じています😊

タイトルが「音楽仲間」という事で、今月にテーマをつけるならまさに、と思ったので早速書いてみようと思います。

先日、大学時代の同期でもあり友達 “むっちゃん” のリサイタルに行ってきました。

彼女は大学卒業後、フランス🇫🇷で2年間サックスをジャン=イヴ・フルモー先生の元で学び、今年の夏に完全帰国しました。

まさにコロナ渦中の留学生活。

SNSなどで留学中の様子を見たり、DMでやり取りをしたりしていて、困難な状況でも乗り越え経験を積んできた姿をよく知っていたので、生で演奏を聴くのが本当に楽しみでした。

15名限定。代々木公園からすぐの場所で、ガラス張りで緑が見える響きが良いホール。

(オーナーさんとお話をしたのですが、この狭さでこの音響にするのに沢山の工夫をされていて、色々見せていただきながら丁寧に説明していただきました。初めて来たところだったけど、すごくいい場所を知った!大抵狭いホールだと響きすぎる&湿度問題があるのですが、全くなかった!)

まず彼女の宣伝の言葉で印象的だったのが、

” まど・みちおの「おんがく」という詩を読んで、コンサートをしようと思いました。”

きっかけが素敵すぎる、そしてチラシも素敵すぎる。

留学中は、国際コンクールや試験など、点数や順位をつけられる事が多かった中、音楽とは何か。彼女は沢山考えたそうです。

今回、どこを切り取ってもこだわりを感じられる演奏会で、プログラムやMCからもむっちゃんらしさが沢山滲み出ていました。

↓ 来場者1人1人にメッセージカードをくれました

そして演奏会の最後の曲は、「おんがく」木下牧子 曲/まど・みちお 詞

高校の時にアカペラで歌った事があり、詩を浮かべながら聴きました。

詩がメロディーと共に沁みてきて、自然と涙が。これこそむっちゃんの答えなんだな。と胸が熱くなりました。

私の人生の中でとても印象に残った、本当に忘れられない演奏会でした。

そして演奏会後に脳裏に浮かんだ言葉。

高校生の頃、音楽科主任の先生に「音楽を語り合える仲間と出会える事こそ人生最大の喜び」 と言われたこの言葉を思い出しました。

こんな素敵な人と同期で友達でよかった。と強く思い、これからも素敵な音楽仲間と出会って、素敵な日々が過ごしていけるように、鍛錬して精進して参ります!

もう年末のスケジュールが出てきて、2022年も終わるのか〜と。

気が向いたら今後のスケジュールのページも作りますので、随時お知らせ、更新していきます👌

今月の写真は、ご近所のFl河野さん宅にお邪魔した際に、Obの副田さんが作ってくださった🍝

美味しかった〜!

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